

1月のゲスト:上原真人(Masato Uehara)
総務部放送支援課 ラジオ編成に所属の上原さん。RBCiラジオで放送運行業務を担当されています。”ヒゲの好青年”こと上原さんは2歳の娘さんをもつ新米パパ。
ビジョンで働くパパさんを代表して、お子さんが生まれた時の心境や笑いあり涙ありの育児についてお話ししていただきました。
―RBCビジョンで働くきっかけを教えてください。
上原:元々、テレビとラジオが好きで、大学時代にテレビの共聴工事(映りをよくする電気工事)のバイトしていた時、キレイな映像が映ると想像以上の感謝をされたんですよ。その時に「テレビの力は凄い!」と思い、テレビ局で働きたい気持ちが強くなりました。
その後、就職活動でテレビマスターの仕事を知り「この仕事をしたい!」と思ったんです。念願叶いテレビマスターで8年間勤めた後、現在のラジオ編成に至ります。
―ラジオ編成ではどういうお仕事をされていますか?
上原:一言でいえばリスナーさんの“日常”を作る仕事です。
「このコーナーが始まったから家を出なきゃ!」とか「このテーマ曲が流れるとお腹が空く」など、ラジオはリスナーさんの生活リズムに深く関わっていますから。
そのために、番組の尺やCMのタイミングなど数字をひとつ間違えただけで大きな問題になってしまいます。
リスナーの“日常”となる放送データの作成は、“他人はおろか自分のことも信じない“徹底した繰り返しのチェックが必要なんです。
もし問題が起きた場合は原因・改善方法や対策をチームで話し合い、安全な運行をするための道を整えるように努めています。
―集中と忍耐力が必要な業務ですね。仕事中の気分転換はしていますか?
上原:笑いが大事だと思うんですよ。だから放送聞いてでもいいしスタッフ同士の会話でもいい、一日の中で何度かは笑いたいんですよね。嬉しいことに、1日1回は必ず爆笑が起こる部署なのでいい気分転換ができています。
―爆笑が起こるなんて、明るい部署ですね。
では上原さんが思う「RBCiラジオの魅力」とは何でしょうか。
上原:やっぱりリスナーさんと距離が近いこと。僕は元々ラジオっ子で、よくiラジオを聴いていたんですが、仲の良い空気感がすごく伝わってくるんです。番組内でパーソナリティがスタジオの外にいるディレクターと会話したり、時にはツッコミが入ったり。聴いていて一緒に参加している気分になるんですよ。
実際ラジオで働いてみて感じるのは、“やっぱり仲がいい”ですね。そしてパーソナリティはもちろん運行スタッフもリスナーさんをとても近くに感じているんです。皆、リスナーさんの“日常”を意識しながら放送を届けているのがiラジオの魅力だと思います。
―社内では“イクメンパパ”の印象がある上原さんは育児や家事にどのように関わっていますか?
上原:基本的に子供を保育園に預けることや洗濯・大きい掃除は僕の役目ですが、それで“イクメン”と言われるのは恥ずかしいというか申し訳ないですね。うちの奥さん、ホントによくやってくれているので。
だけど2月に2人目の子どもが生まれるので、育児や家事で奥さんの大変さが増えるので僕もできるだけ協力しようと思っています。
―お子さんが生まれる前と後で、上原さんの中で何か変化したことはありましたか?
上原:優先順位が変わったと思います。独身の時は自分だけだったけど、結婚後は奥さんの事も考えるようになり、子どもが産まれると子どもを第一に考えるようになりましたね。
でも正直言うと子どもが生まれるまで実感が湧かず「僕はどうなるんだろう」って思いました。自分が親になった時の想像が出来なくて。だけど子どもが親にさせてくれるっていうのは本当ですね。

娘さんお気に入りの遊び「タオルハンモック」
―パパとしても日々成長しているんですね~。
ちなみに育児で大変だったな~と思うエピソードはありますか?
上原:娘がなかなか哺乳瓶で飲んでくれない時期があったんですよ。生まれた当初は哺乳瓶で飲んでくれたんですが、その後母乳で育てていたので違和感を感じたんでしょうね。
それで、あらゆる種類の哺乳瓶を試しましたが1か月間くらい飲んでくれなかったです。やっと飲んでくれた時、夫婦で泣いたことを思い出しますね。
―育児において嬉しかったことは何ですか?
上原:たくさんの人がいる中で僕にしがみついてくれること。僕は頼りにされているんだなって思いますね。その行動を見て他の人が「パパ大好きなんだね~」って言ってくれるのがとても嬉しいです。
―逆にショックだったことは?
上原:初めて「パパ嫌~」と言われた時ですね。両膝かかえて泣きましたよ。
おむつをかえる時や、歯磨きしている時はどうしても出ちゃう言葉なんだけど、言われた時はショックでしたね~。
今は言われるもんだと自分に言い聞かせています。
―娘さんにメロメロなパパですね。
まだまだ先の話かもしれませんが、娘さんの結婚とか想像したことはありますか?
上原:ありますよ。娘が産まれてすぐ想像しました。
この子はこれから保育園や学校に通い大人になり、そして・・・結婚!?って。泣きそうになりましたね。でもそれと同時に、まだまだ僕自身が子どもなんだなって反省しました。今のままじゃダメだ、もっと変わらなきゃって。
将来、娘にはいいやつと結婚してほしいですね(笑)。強い女になるかもしれないのでわかってあげられる人と結婚して欲しいと思います。
―子育てで心がけていることを教えてください。
上原:最初からやってあげるのではなくて、やらせてみて本当に助けが必要な時だけヒントを出してあげる。
例えば階段に上りたいと言う時は、上らせてみてどうしてもダメな場合は少しお尻を押してあげるとか。転んでも助けずに、立って~って言い続けてたら、娘は転んでも泣かなくなったんですよ。
―育児では娘さんを、仕事ではリスナーさんをサポートしているんですね。
上原:そうですね。いい方向に進むために支える・道をつくるという意味では同じかもしれません。
―では最後に、パパとしての夢や・目標はありますか?
上原:僕は海が好きで、イルカやクジラと泳ぎたいと思っていたんです。いつかこの夢を子どもと一緒に叶えることができたら幸せだなと思います。年を重ねても子どもと一緒に遊べる関係を築いていきたいですね。
―素敵な夢ですね。本日は楽しいお話をありがとうございました。
上原:こちらこそありがとうございました。
そして月イチ企画のスタッフインタビュー、実は今月で最終回。今までお読み頂きありがとうございました!
インタビューしたゲストは12名。プライベートでの意外な一面に、毎回驚かされましたね。
改めて、多才なスタッフが多いビジョンは面白い会社だと思いました。今後は、「月イチ企画」から「不定期企画」に名前を変え、インタビュー特別篇をお届けします。