総務部放送受託課 テレビマスター 久貝博文

 

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――今の仕事について教えてください

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以前はレンタルビデオ店で接客業の仕事をしていましたが、いつからかまだ経験したことのない業界で仕事がしたいと思うようになり、現在はテレビ局である琉球放送(RBC)内のテレビマスターでテレビ放送及び監視業務に就いています。
マスターは別名「主調整室」と呼ばれており、テレビ局の電波になる直前の映像・音声を作成、それを24時間体制で監視し無事に各家庭に届ける事が基本業務です。言わばテレビ局の「心臓部」です。
他にも、地震情報や気象情報、ニュース速報のスーパー、台風情報のL字スーパーの送出、大きな事件や事故、地震や異常気象が発生した場合、即座に正確に情報発信するのもマスターでの大切な業務の1つです。

――仕事のやりがいや面白みを教えてください

テレビマスターという場所で勤務するまではどういうことをするのか全く分かりませんでした。しかし業務をこなすうちに今では「放送を守る」という使命感を持って働く事にやりがいを感じています。ある意味では24時間本番中という特殊な職場なので他ではなかなか経験することが出来ないかもしれません。
他にも那覇まつりや那覇マラソン等の大きなイベントがある際は中継業務に携わることがあります。普段テレビで何気なく生中継を視ていましたが、マスターでの勤務で初めて生中継の裏側を知ることができ、いい経験になりました。1つの番組にどれだけの人が携わっているのか知ることが出来るのも面白いと思います。

 

――今後の目標を教えてください

テレビマスターは放送を司る場所としてはその流れの最後に位置し、最重要視されている部署の1つです。機械の操作を一つ間違えるだけで放送事故になることもあります。放送事故を起こさない為にもマスターの1人1人が協力して日々の業務をこなしています。
僕は入社したばかりでまだまだ分からない事がたくさんあります。ですが、最初分からなかった事も今では、少しずつ理解し成長していると感じています。分からない事は先輩社員の皆様に教えてもらったり、仕様書を読んだりと日々勉強の毎日です。決してテレビ局の仕事としてイメージされる華やかさはありませんが、情報を無事送り届ける責任とやりがいは十分にあります。
今後の目標はどんなケースにも落ち着いて、冷静に対応することが出来る社員になることです。

 

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